2008年09月06日

屋根架け論

昨日の最新式可動式屋根についての記事について

少し 詳しく自分の考えを書いてみます。

まず、最初に

設計コンペ時に将来の屋根架けについても考慮されたものになっていること、
それを必要と考えておられる方が沢山おられるということ、
屋根があると中止が無いという観点から、観客にとってメリットがあること、
新技術についてはとても素晴らしいアイデアだということ、
それら全てを理解し、また否定するという考えでは毛頭ありませんので そこはご理解ください。


で、なぜ 屋根が必要ないと思うのか というと。

これは 全くの個人的な主観なのですが。

野球は 空の下で行う屋外スポーツだと思っているからなんですね。
それには、あらゆる気象条件が伴うわけですが、それも含めて野球の魅力だと思っているからです。
とにかく 初めて東京ドームで見た野球の試合が、信じられないくらい違和感が有りつまらなかったんですね。
大きな体育館の中で野球やってる って感じ。
野球は体育館の中でやるもんじゃない! 大きな空の下でやるもんだ!
と強く思ったわけですね。


また、先日も、雨中の試合で ヤクルトのダグラスが突然強くなった雨の中、
カープの4番栗原に投じたスライダーが、手もとが狂って真ん中へ。
その一球を逃さず、栗原が決勝ホームラン。
それも雨の演出で面白さが増したシーンだとも言えるのではないでしょうか。

また、5回で試合が成立するかしないか という駆け引きも雨中の試合ならでは。

これは あくまでもひとつの例ですが、
負の要素ですらも 面白さの一部だとする見方で雨もまた違ったものになりはしないでしょうか。

また 現球場はグラウンドの水はけが相当悪く、少しの雨でもすぐ水が浮いてきて試合が出来ないという面も多々あったと思います。
が、新球場は水はけについても考えられて造られているため、今までよりは中止のリスクも少しは軽減されるのではないでしょうか。

確かに 雨の中の観戦は ずぶぬれになるし心地良いものではありませんがねw
でも それよりも 青空や夜空の下で観戦するのは ほんとうに気持ちいいですよ。



基本的な考えが そういうことなので、
今回の球場のデザインが美しいと感じるし、周囲の山々の景観までも計算されて設計されたデザインが、
晴れた空の下でも、無骨な鉄骨で覆われて、増してや、それに白い幕が屋根を覆ってしまうことを想像すると、
なんともやりきれない気持ちになってしまうんですね。

屋根は開いていても その周りには骨組みが。。。 自分はいやですw

この球場のコンセプトの大きな部分は 開かれた球場。
開かれた球場で 空の下 気持ちいい観戦をずっとしていたい という思いは
多分、ずっと持ち続けると思います。


また、別の指摘ですが、
この屋根を付けることによって、多種のイベントの開催も可能になるという意見があります。

これについては、全く同意しません。

野球場は 野球をする場所であって 
歌を歌ったりサーカスをしたり展示会をしたりするところでは無いと思っています。
野球場にはずっと野球にかかわっていて欲しいということで、
各種イベントは他所で行っていただきたというのが、個人的な意見です。

まあ なんでこんな考えになったのかな〜 と自分でもよくわかりませんが、
敢えていうなら 野球が好きだから 野球をする場所も好きなんでしょうかね。
自分たちが練習や試合をするとき、グラウンドに入る時、出る時、必ず、帽子をとって一礼していました。
そういう気持ちの名残なのかもしれません。



まあ ここまで書いて、自分で見ても かなり偏ってるな〜 と思いますw

でも いち野球ファンとして こういう理想像を この球場には描いています。

言葉で表現するのは難しいですが、自分の思いはこういうところです。

ここに来られている方も、それぞれいろんな思いをお持ちだと思います。
既に、感想をコメントしていただいた方もあります。
自分は、そういう意見も全て受け入れますし、否定も反論もしません。
どれが正しくて、どれが間違っているということは無いと思っています。
そういう色んな思いを出し合うのも楽しみの一つではないでしょうか。


そうやって 今の市民球場のように、
みんなの思いが詰まった、みんなに愛される球場になればいいと思っています。
posted by よしだけんた at 23:15| Comment(23) | TrackBack(1) | 課題提案 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんわ

新球場については、未だに「なんでドームじゃないん?」と言う声が街のあちこちから聞こえるように、未だに屋根つきを望む声がありますね(苦笑)
こういう声に対しては、実際に新球場が完成して、ボールパークの魅力を体感していただくほかはないかな?と思っています。

私個人的には、野球場でイベントをすることは反対ではないですし、屋根の存在がイベントを招致する力を持つことは否定しません。
ただし、50億以上かかると言われる建設費用をそれだけでペイすることは難しいでしょう。
広島の存在意義を高めるために必要との意見もありますが、その費用はどうやって捻出するのか?といった課題があります。

これは某所で知ったのですが、現広島市民球場の場合、2階席の増設、スコアボードの電光化、西日よけボードの設置等、改築費用は全て球場の使用料金とカープからの寄付で賄われているそうです。
新球場の場合、球場使用料金は今回の建築費用をペイするために回されるため、改修費はネーミングライツ(年間2億円)から調達しようということですから、仮に屋根を設置するとなれば、この貯蓄から捻出することになるでしょうね。

しかし、宮城球場や千葉マリンスタジアムが毎年改修を行って、その魅力を維持するように努めている時代、
新球場に対しても個人的には、リボンビジョンを導入して欲しいですし、観客席についても毎年改修を加えてグレードアップを図る必要があると思うのです。
そう考えるとやることが多すぎて、球場全体を覆う屋根の設置に必要分貯めるには年月がかかりすぎて、現実的ではないような気がします。

また環境デザイン研究所が新球場に似合うデザインとして提示していたのは、鉄骨構造の屋根全体がスライドするタイプで、今回の幌だけが動くタイプだと、グラウンドの頭上には幌をスライドさせるための鉄骨がどうしても残りますよね・・・・・
よしださんがおっしゃられるように、景観の面でそうなのかな?と思いますね。

経済性とデザインを考えると、甲子園が銀傘を改修するように観客席の屋根の面積を広げるのが現実的ではないでしょうか?
Posted by 鯉魂 at 2008年09月07日 00:49
こんばんは。

けんたさんの野球や球場に対する純粋な思いが伝わってきます。
それに比べ、私は少し純粋さに欠けるところがあるかもしれません。

あの球場にあの屋根が架かる姿は想像できませんが、開閉式屋根のある球場は良いなと思います。
なぜなら、屋根があるので試合が中止になることはないし、開閉式なのでグラウンドを天然芝にすることができます。
特に、試合中止がなくなるのは大きな魅力です。
遠方からの集客も見込めます。
個人的には、より多くの人に広島に来て良い思い出を作って欲しいので、新球場にも将来的に開閉式屋根を導入して欲しいと思います。

ただし、屋根を付けたからと言って、多種のイベントに使用することは反対です。
学童野球などの使用でさえ議論されたぐらいですから、他の目的で使用するなんて言語道断です。
おそらく、野球以外の目的で使用されることはないと思いますが・・・。
来シーズンからこんな素晴らしい環境でプレーできるカープに比べ、あのビッグアーチでプレーしているサンフレッチェが可哀想になってきます。
5年前の市長選挙で、あの市長はサッカー専用スタジアムの建設を公約に掲げていましたが・・・。
Posted by トシくん at 2008年09月07日 00:58
こんばんは

私の理想は観客席(コンコース上も)にのみ可動式屋根が付けばいいと思います。
ただ、今回のような鉄骨の枠組みでは球場が台無しですので、
開いている時は枠組みがない恰好がベストですね。

選手は濡れたって、ドロンコになっても別に構わないわけです。
どんな状況でも一生懸命試合をやるだけですし、それが野球の魅力だと思います。
だから、グラウンド上には屋根は要りません。
しかし、観客は違うと思います。
新球場には授乳室、障害者の方々のための観客席や大型スロープ等が作られています。
試合が最初から中止ならそれでいいですが、突然の雨が曲者です。
車椅子の方々はそんなに簡単に雨宿りできるスペースに行けないだろうし
(もうすでに屋根があったらすみません)、小さな子供がいれば屋根の下に行きたいわけです。
現球場の観客は若い女性の方々も結構多いですし、
観客席の上には屋根があった方がいいと思うのです。

根本的に私の考えは、新球場の成功の鍵は観客層の拡大にあると思っています。
特にカープにはもっと「家族連れ」の観客層を増やさなければいけないと。
試合内容は重要ですが、たとえ負けても子供が「楽しいからまた行きたい」とか、
親は「球場に行けばチケット代のみで一日中遊べるから子供が喜ぶ(面倒見るのが楽だ)」
と言っったりしてもらえる場所にすることが「ボールパーク」だと思うんです。
要はリピーターをどれだけ増やすかなんですが。
その中で、家族連れや様々な観客の雨対策もしっかりしていかなけらばいけないと思うのです。
試合が途中で雨天ノーゲームになって、観客が濡れて「もう帰ろうか」と言うより、中止になっても周辺施設で「ちょっと遊んで帰ろうか」となって欲しいですね。

イベントに関しては、
イベントやるなら他の多目的ドームの方がよっぽど素晴らしい施設であるわけだし。
この新球場は野球だけの、野球(カープ)をもっと好きになってもらうためだけの施設ですからね。
(現球場でやった奥田民生さんのコンサートは新球場でもやってもらってもいいと思いますが)。

今回の研究も鉄骨の枠組みが無くてもいいような技術に発展してもらえばいいと思います。


Posted by 備後方面 at 2008年09月07日 04:54
おはようございます。

私も屋根不要だと思います。
屋根つけちゃうとそれが固定、可動関わらず、空調設備の増強(冷房含む)が必要になりますよね。それは設備費もですが、運用コストにも多大な影響を与えると考えます。

ただ、当初案にあった躍動する鯉をイメージした観客席の上の屋根はあれはあれでいいかなと思っています。

それと、備後方面さんご指摘の突発的な雨の対策はコンコースの使用である程度はカバーできると思います。車椅子席などはそれこそコンコースから直ぐだったと記憶しています。違っていたらごめんなさい。
Posted by ふがじん at 2008年09月07日 07:33
野球の魅力は気象条件を含めたものであるという事、新球場は多目的利用されるべきではないという意見に同意します。そして鉄骨で景観が台無しになるのではと私も感じます。

しかしそれでも屋根を掛けるのに賛成です。カープが強くなるためには球団経営をしっかりさせる事が不可欠です。今の球団のように支出を抑えるスタンスではなく、如何に収入を増やすかを考えなければいけません。

屋根を掛ければ遠方からの集客を見込めます。例えば北海道の人にC‐F戦観戦と広島観光をセットにしたツアーを組んだり、いろんなビジネスチャンスを生み出す事が出来ます。もちろんその企画ひとつひとつでの収益は知れていますが、地道に集客を増やす事で広告収入を上げていくのが目的な訳です。

比較的低予算で屋根が掛かるなら是非お願いしたい。カープが強くなるなら景観については我慢します。もちろん景観が損なわれない努力や開発は最大限して頂きたいですが…
最大の問題はそのハードを生かすおつむが球団に無さそうだということですね。
Posted by PKN at 2008年09月07日 10:15
また書きます♪

よしださまの主観ではないと思います。アメリカでもそういう野球不安の考え方で、ドーム屋根の球場もつくられなくなったし、ドームも名乗らなくなっているんだと思います。
日本の昔の球場も日本のドーム球場も前世代のアメリカを見習ってつくっていますから、やがては(もうなっている?)ボールパーク化(脱ドーム、脱多目的施設)の流れになると思います。

アメリカに見習うのは、猿真似というより、は野球が発祥した地の土壌、風土、文化に最大限の敬意を払うということであり、ネガティブなことではないと思います。アメリカの野球の方が日本より先進してるのは間違いないことですから、アメリカが経験した失敗や成功を大いに勉強すべきだと思います。
Posted by リボン at 2008年09月07日 12:49
ごめんなさい。(>_<) 自爆しました。
はじめの一行は、
×野球不安→○野球ファン
です。
Posted by リボン at 2008年09月07日 12:52
屋根なんかいらないって!
オッサン連中いらんことするな!!
メジャー見るようになってからいかに屋根付き球場がつまらないか思い知ったよ。
アメリカではドーム自体が時代遅れなんだぞ。

頼むからよけいな事しないで。


Posted by マッチャン at 2008年09月07日 17:40
この案はドームではない、例えばトヨタスタジアムのようになる-という人もいますけど、結局はそれを支える鉄骨造のため開放性を失い閉鎖的になるのは否めません。この球場の特性が台無しです。この球場はあくまで老朽化とユニバーサルデザイン等の時代にそぐわなくなった現球場に代わる野球専用球場のはずです。それを欲をだしコンサート等各種興行や展示場にも使えるようにしよう-というのはなにか軸がぶれてるように思えて仕方がありません。
Posted by ヨシベ at 2008年09月07日 18:04
みなさんからのいろいろな意見が見れて、
かなり勉強になりました。
ほんとにありがとうございました。
今回は濃い内容のコメントが多いので、
ここでまとめて返信させていただきます。
全てのコメントを網羅できませんがご容赦ください。

>鯉魂さん
費用について。
球場本体を90億という超緊縮予算にせざるを得ないほど財政状況は悪いのですね。
そこに以前のものより軽減されたとはいえ5〜60億の資金を新たに投じることは、屋根のメリットを上回る負担が生じると思います。
それが観客の入場料に跳ね返る可能性もありますし。
これは、ブログで球場問題を書き始めたころに指摘した記憶があります。

スタンドやスコアボードの建設費。
まだ学生でしたが、当時のニュースか新聞で
二階席をカープ球団が寄付をしたという話を聞いたことがあります。前オーナーはキッチリやることはやっていたんだな〜とあらためて関心しますね。


>トシくんさん
雨天中止が無くなるというのは、
予定も立てやすいですしメリットですね。
その雨の頻度との比較も必要になるのかなとも思います。


>備北方面さん 
>ふがじんさん
コンコースの屋根。これは以前にも書いたことがありますが、是非設置してもらいたいです。
外野部分は屋根が全くないですから。

グラウンドと観客席との部分ですが、
雨天中止の観点から、もし屋根を付ける場合はグラウンドを覆う必要もあると考えます。
また、イベントに関して。
自分も一回書きかけて止めたのですが、
奥田さんのライブについて。あれは、カープの試合の延長と捉えています。
自分も観にいきましたが、試合開始前から終了まで野球の試合のパロディーか?と思うほどの徹底ぶり。奥田さんのカープに対する愛を非常に感じました。そういう意味であのライブは別格だと思いました。

鯉の屋根について。
あれは周辺施設も含めた屋根でしたね。
これから出来る周辺施設も快適に行動できないといけませんので、スロープや施設には、ある程度の屋根は必要でしょうね。


>PKNさん
収入を増やすための施設の設置ですが、
設置費負担と増益のバランスを考えた時に、5〜60億の負担をペイできるかどうか。
そこら辺の問題も出てきそうな感じがします。


>リボンさん
>マッチャンさん
>ヨシベさん

アメリカだけでなく、他所の良いところは導入するという姿勢は常にもっていて欲しいですね。
今出来上がろうとしている良い雰囲気を是非残していただきたいと思っています。

私も野球専用球場としての新球場に期待しています。
広島には大型イベントが出来る場所は他にもあると考えています。
また、各種イベントの具体的イメージが浮かんできません。どんなことを想定しているのかは聞いて見たい気もしています。


Posted by よしだけんた@管理人 at 2008年09月07日 22:25
違う質問で申し訳ないんですが、外野の応援の鳴り物か゛なくなるという話を耳にしました。ボードも禁止。と、カープの特徴を一気に消されるのは寂しいっと思いました(T_T)
知っておられましたら是非教えてくださいm(__)m
Posted by 鯉坊や at 2008年09月08日 13:10
初めて書き込みします。
私としては、屋根は最悪でも観客席を覆うものは必要だと思いますよ。
年に1回しか来れない遠方の子供が楽しみに広島まで来たのに雨で中止になり、悔し泣きして帰るのなんて可哀想ですよね?
全体を覆う屋根はキャパシティーの大きいビックアーチに任せるとしても、スタンドだけでも開閉式の屋根はつけましょうよ
Posted by ホークス坊や at 2008年09月08日 20:11
>鯉坊やさん

コメントありがとうございます。
応援の方式ですか?
ちょっとその情報は、聞いたことありませんね。
ただ、新球場の周辺には目の前に民家がありますから、なんらかの規制が掛かるような気はしています。それが、鳴り物全面禁止なのか、時間規制(夜9時以降とか)なのかはわかりませんが。
出来れば、最小限の規制にとどめてもらいたい気もします。
Posted by よしだけんた@管理人 at 2008年09月08日 22:17
>ホークス坊やさん

はじめまして。コメントありがとうございます。
仰るように、そう言った意見をお持ちの方も沢山おられますね。
ただ、雨天中止の観点からいくと、
中止の判断はグラウンド状態で試合が出来るかどうかだと思いますので、観客席のみの屋根を付けただけでは中止のリスクは変わらないと考えます。
観客席の屋根については、自分もそれなりにあったほうがよいと思います。
これは、現在の設計で二階スタンドにあるものを将来的にはもっと大きいものにできたらと思います。また、外野など屋根のないコンコースの部分にもできたらなと思います。

また、ビックアーチの屋根ですが、
2002のワールドカップの際、屋根を架けて候補地に立候補できる時でさえ屋根架けをしませんでしたから、今後も恐らく屋根は架からないと思っています。
Posted by よしだけんた@管理人 at 2008年09月08日 22:26
応援は私も気になります。
でも外野には「熱狂的なファンのためのパフォーマンスシート」ですよね。
鳴り物以外のパフォーマンスってどうなるんでしょう?
このようなネーミングを付けているし、球団も今の応援は否定的ではないのではと思っています。
どこかでJRが近いから風船は禁止になるのではって言っていましたが、これも気になりますね。
Posted by 備後方面 at 2008年09月09日 12:15
>備後方面さん

コメントありがとうございます。
パフォーマンスシートは確かにそういうコンセプトでしたね。結論はいつ頃発表されるのですかね?気になるところです。
風船については、現地で感じられることですが、JR山陽線の線路はほんの20メートルも離れていない至近距離を走っていますね。
あのレフト後方のネットが防いでくれるかもしれませんが風向きによってはセンター方向からも線路上に飛ぶことも考えられますね。
ですから、残念ながら風船は禁止になる公算が高いような気がしています。
これも発表を待ちたいですね。
Posted by よしだけんた@管理人 at 2008年09月09日 22:54
何か半端にメジャーリーグに感化されて屋根不要とか
言ってる人が多そうw
メジャーでは時代遅れのドームをやめて、総天然芝の
屋根付球場に切り替わって行ってますよ
Posted by hoge at 2008年09月14日 13:44
>hogeさん

コメントありがとうございます。
おっしゃる意図がよくわかりませんが、
私個人的には、特別にメジャーに感化されているつもりはありません。
コメント頂いている方それぞれも、個人の意見をお持ちでその思いを書かれていると思いますが。

自分の知る限りでは来季から新しくなるメッツのシティフィールドも新しいヤンキースタジアムも屋根は無いのですけど。
今後の参考のために、現在、どれくらいのメジャーの球場が屋根付球場になっているのか教えていただけますでしょうか?
よろしくお願いしたします。
Posted by よしだけんた@管理人 at 2008年09月15日 23:52
屋根賭けについてですが、私はやっぱりあったほうがいいです。それはなぜかと言うと、やっぱり私たちのように遠方から年に2-3回のカープ観戦を楽しみにしているものにとって、年に数度しかない観戦のチャンスに前売り券を手配し、高い交通費を払い、長時間をかけて楽しみにしていた野球が、着いた途端に大雨で中止。本当に泣くになけない経験を数度しています。中止になればチケット代金は返ってきますが、高い交通費やそれに費やした時間は帰ってきません。おまけに広島市内に住んでいる方のように、ああ、残念だったね、また明日の試合に来ればいいや、なんてことはできないのです。年に一回か二回のわずかなチャンスが雨によってパーになった時の悲しさは経験した人でなければわからないでしょう。この同じようなリスクによって、旅行代理店もカープ観戦ツアーを大々的に組めないのは説明することもないでしょう。あと、これはカープ球団に言いたいことですが、朝から雨が降り続いているのになかなか中止決定が出ないことがありました。遠方からチケットをすでに買っている人にとってこれほど困ることはありません。なぜなら、いくら雨が降っていて、どう考えても中止ししかない天気だと思っても、中止決定が出ない限り、広島に向けて出発せざるを得ないのです。万が一試合が行われて成立すればチケットがパーになるからです。そしてやっと広島に着いた頃に非情の中止決定。
この歯がゆい気持ち解ってくれますかね?
確かにカープ球団もギリギリまでやる方向で粘る気持ちは解りますが・・。遠方から行く予定の人のこういった場合のことを考慮してもらいたいものです。雨で中止かどうか微妙な日はチケットのキャンセルを認めてほしいです。であれば、前記したようなミスミス中止になるかもしれない試合の為に広島まで行かなくて済むからです。

あと、新球場が屋根掛け対応ってことですが、大いに疑問があります。どう見てもあの照明塔は屋根掛けに対応していませんよね?あんなに高い照明塔の上には到底屋根は掛けられないと思うのは私だけ???
Posted by 遠方から毎年行きます。 at 2009年02月09日 02:01
個人的な意見ですが、すべての可能性に手当することは不可能で、もっとも最適な投資で最適な効果のでるところを模索するのが当然だと思います。8割の充足率に対し、9割の充足率のために2倍の投資はできません。こんなことをいって申し訳ないですが、遠方から来ている人*困って帰る可能性=ごくわずかです。そういう考えであるからこそ、現在のプロチームは「すべて」都市部にあるわけです。単にあるなしの話でそういうわけだと思いますが、それに加えて上記のように「積極的に屋根が嫌い」という意見もあります。
Posted by 通りすがり at 2009年02月09日 20:56
うーん、このような意見の人が多いから広島っていつまで経っても中枢都市になれないんですよね。つまり、自分中心なんですね。
遠方から来る客を大事にするからこそお金も落ちて街が栄えるわけです。屋根掛けは広島のような地方都市の球場にこそ必要なんですよね。なぜなら・・・市内の人口だけでは常に球場をいっぱいにするだけの人口がないからです。
ジャイアンツの球場なんてオープンだろうがドームだろうがいっぱいになるんです。それは、都民だけで十分満員になるからです。市民球場を見てください?満員になるのって、遠方からいっぱいやって来るゴールデンウイークや、夏休み、お盆。せいぜいこれくらいですよね?全て遠方からの客が来るからこそ満員になっているわけじゃないですか?広島のように田舎の球団だからこそ、日常的にツアーなどが組めて遠方からの客を迎えいれることが必要なのではないんでしょうかね?
確かに広島市民から見れば遠方の客なんて関係ないのでしょうが、余りにもネガティブな発想には残念としか言いようがありません。
Posted by 遠方から毎年行きます。 at 2009年02月09日 23:15
>遠方から毎年行きます。さん

コメントありがとうございます。
自分の屋根不要論とは別にして、
交通費の問題や開催決定時間の問題等、仰ることは理解いたします。

ただ、今回の球場建設の予算が90億ということを考えると、それ以上かかるであろう屋根架けの予算を捻出するのは非常に困難なことだと考えます。屋根を架けることのメリットでその分がペイできるならばとは思いますが。

また、天候を見ながらの開催の判断も容易に判断し兼ねることも多いのではないでしょうか。
まあ観客の立場からしたら早い結論が望ましいのでしょうけども。難しいところですね・・。

将来の屋根架け対応についてですが、
もしやるとしたら照明塔は撤去でしょうね。

再度になりますが、やはり建設費がネックなので屋根架けは現実的ではない気がいたします。
Posted by よしだけんた@管理人 at 2009年02月09日 23:18
>通りすがりさん

コメントありがとうございます。
かなりドライな意見ですが、この指摘が一番的を射ているとおもいながら拝見いたしました。
全てを満足させるのは不可能ですので、どこを削るかという問題になってくるのかと。
そもそも、球団自体がオープン天然芝に拘っていた時点で屋根架け人工芝は出来なかったとも思っています。
Posted by よしだけんた@管理人 at 2009年02月09日 23:23
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新球場の屋根掛けについて
Excerpt: よしだけんたさんの 夢スタジアム_ で屋根掛けの話がでていたので私も意見を述べてみる。 まあ、たまにしか行けない関東在住民の本音としては、屋根があった方がうれしいわけですが。 プロ野球って雨..
Weblog: KtJ's Blog
Tracked: 2008-09-07 19:18
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