2008年03月18日

白島新駅

本日の夕方のHOMEテレビのニュースの中で、白島新駅の特集が放映されました。

現状と課題、今後の予定などの内容でした。

JR山陽本線とアストラムラインを、唯一の交差地点である白島に駅を設けてアクセスさせるという計画です。

まず、現状で安佐南区の安東駅から広島駅までの所要時間を実測。、
アストラムで県庁前駅まで行き、そこから市電で広島駅まで、というルート。
アストラムで22分、市電で14分乗り換え3分 計39分でした。

白島新駅ができると、アストラムで白島まで17分、JR2分 乗り換え3分 計22分。

都合、17分の短縮になる計算です。

また 広島駅から紙屋町へ行く場合、
現状では、市電で14分かかりますが、新駅経由で行くと、
JRで2分、アストラムで3分、乗り換え3分 計8分 と6分の短縮となるようです。

しかし、これには乗り換える手間がかかるので選択の余地はありそうです。


次に、当然最大の問題である、資金負担ですが。

JRは 当然のように 資金の負担はできない といいます。
JR可部線の減益になる事業には協力的ではありません。

また、アストラムの広島高速交通では、現在400億という負債をかかえ、また、PASPYというICカード乗車券導入に伴う投資が20億かかるとのことで、
これまた 公的資金を要請したい考え。

2つの当事者がお金を出さない というのですから、いくら市民が便利になる計画とはいえ、
スムーズに進むはずはありません。

元を束ねる広島市にしたところで、造りたいのは山々ですが、この財政難に直面している現状で、
おいそれと公的資金をだせません。

というわけで、計画が進む兆しが見えてきません。

例として出された、広島駅と向洋駅の間に完成した天神川駅は、
計画から1年半で完成にこぎつけたそうです。その理由は、
最も恩恵を受ける ショッピングセンターソレイユが、5億円という建設資金の殆どを負担したから。
つまり、最大受益者が資金を負担しているのですね。

理想や計画や夢は どんどん描けるのですが、現実のシナリオを描けるものが誰もおりません。
なんという悲劇でしょうか。

アジア大会のために1700億を投じて建設されたアストラム、
行き着くところは、その時に、敢えてたかが45億を出さなかったがための悲劇です。
このときには、国鉄が首を縦に振らなかったのが最大の原因のようです。

広島市の都市計画をトータルコーディネートできる旗振り役は、とうも昔にもいなかったのですね。

この市民生活に直結する計画。
なんとか成功させる手立てはないものでしょうか。


posted by よしだけんた at 21:54| Comment(9) | TrackBack(0) | 関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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